
昨日、市内小中高の先生方への1日コーチング研修をさせて頂きました。
この研修にご尽力下さった先生方、また参加下さった先生方に
心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
私の感想は、とてもいい雰囲気の中で研修できたな~と思っています。
先生方は熱心に、それぞれのワークに取り組んで下さいました。
さすが先生方です。
どのワークをやっていても、相手に対する思いやり、愛情、優しさが
伝わってきて、とても良い表情で会話をされていました。
コーチングは、心理学、哲学、脳科学などありとあらゆる分野の
良いところを集めて体系化されたものです。
ですからコーチングは、ファシリテーションとかエンカウンターの土台にあたる
部分のスキルと言っても過言ではないと私は思っています。
先生方がコーチングスキルを身につけたら、対生徒、対職員間
対保護者との関わりがとても円滑になるだろうな、と思っています。
そして自分自身がもっと豊かに生きられるだろうと思います。
問題はそのコーチングスキルを身につけるだけの時間が取れるか、です。
私自身のことを考えると、コーチングを学び始めたのは2004年からで、
以来、毎日自分と向き合い、自己観察し、コーチングスキルを自分や相手、現場で
使ってきました。
コーチングは知識として学んでも、実際に使ってみないと自分の身につきません。
先生方と同じです。
知識では理解できても実際に生徒を前に授業をして初めて気付くことが沢山
ありますよね。
先生方が日々教材研究や生徒のことを考え続けているのと同じなのです。
某大手飲料メーカーは、課長以上が全員
CCTPを学び、コーチをつけて
いるそうです。そして全員認定コーチの資格を取ることが目標だそうです。
一気にコーチングスキルを社内に広めていくことができます。
結果として業界1位の売り上げです。
コーチングを校内研修で取り入れた学校は、研修を2回行いましたが、
一気に導入すると、同じ組織で共通の話題ができますよね。
職員室で
未完了リストの話題で盛り上がったと聞いています。
校内で数人がコーチング研修を受けるのももちろん良いですが、
より早く成果を出すには、組織全体でコーチング研修を受けるのが最善です。