2011-04-02

どれだけその人を見ているのか

おはようございます。土方良子です。

今期からテニスのクラスが替わったと同時に、私のコーチも替わりました。
新しいコーチもとても優しいコーチです。

まだ1回しかレッスンを受けていないので、これからが楽しみだなと思っています。

テニスコーチが替わると、どうしても前のコーチと今のコーチを比べたくなっちゃうんです。
どちらが良い悪いはもちろんないのですが、私の中で何かを感じるものがあるんですね。

それは、その人を見ているのか、それともテニスの技術を見ているのか。
やっぱりここなんです。
承認のしかたもかなり違ってきます。

私自身、コーチングのアドバンスクラスを担当していて、参加者のコーチ力をレベルアップすることを目指していますが、参加者のコーチングを聞いているとき、クライアントに意識が向いているのか、それともクライアントの課題に意識が向いているのかをよく聞いています。

例えばコーチングのテーマでよく出てくるのが片付けのテーマ。

部屋を片付けたいと思っているが、片付けられない。
コーチングで第一歩が踏み出せるようになりたい。

こういう時、決まって出る質問が、

「どんな部屋になったらいいですか?」

です。
もちろん、この質問でもOKです。

「現状はどうなんですか?」

「理想どおりの部屋にするために、まず何から始めますか?」

というコーチングの流れが定番です。
これはコーチがクライアントさんの課題を解決していますね。

「まずいらないものを整理します。」
「早速、積んであるダンボールの中身を確認します。」

とクライアントさんが答えてくれるとコーチが安心します。

認定コーチだったらこのコーチングで十分です。
でもその上の資格にいきたいのでしたら、クライアントさんに意識を向ける必要があります。

つまり、上記のコーチングは部屋をコーチしているのであって、クライアントさんをコーチしていないんですね。

どんな部屋になったらいい?という質問はクライアントさんのビジョンではなく部屋のビジョン。
現状もクライアントさんの現状ではなく、部屋の現状。

つまりコーチは部屋に意識が向いています。

テニスをしていてもボレーやバックハンドの打ち方を教えるのか、その人に教えるのかで声のかけ方が違ってきます。

「土方さんだったら、もっと回転をかけた打ち方ができるはず。下から上にラケットを振り上げて。」

と言われるのと

「土方さんはボレーをした後、身体が開いていますからもっと閉じて下さい。」

と言われるのとでは、前者の方が断然モチベーションがあがってやる気になります。

コーチがどれだけ相手に興味関心を持って関わっているのかで、コーチの言葉が全く違うんですね。