2012-02-16

コーチングの事例1

おはようございます。土方良子です。

今日は、ブログで私をコーチングします。

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コーチ「土方さん、今日は何についてお話されますか?」

土方「今日は、テニスのことを話したいです。ここずっとテニスのことで悩んでいて、何とか今の状況から抜け出したいと思っています。」

コ「土方さんが、今まで考えてきている事を話して頂けますか?」

土「自分の課題はわかっているのですが、どうしたらその課題を克服できるのかが自分でつかめていないのです。自分なりに、いろいろ考えて練習をしているのですが、良くなったな~と思っても、また悪くなって、安定しないのです。」

コ「で、この時間、何について話したいですか?」

土「次のレッスンで、自分がやることをいくつか決めたいです。」

コ「なるほど。土方さんのことなので、毎回テーマを決めてレッスンをしていませんか?」

土「はい。毎回テーマを持って、レッスンを受けています。今日は下半身を意識しようとか、今日は力を抜いて、スイングスピードを利用して打ってみようとか。」

コ「毎回、しっかりとテーマを持って臨んでいるのですね。で、実際にやってみてどうですか?」

土「それが、なかなか上手くいかないのです。打とうとすると、先に失敗するイメージが浮かんできたり、打てないという言葉が聞こえてくるのです。」

コ「打つ前に、失敗を予測しているの?」

土「そうなんです。」

コ「上手く打てるときはどうなの?」

土「上手く打てるときは、自分の中で自信があって、打てる!って思っているのです。そうすると、必ず打てます。」

コ「ということは、打つ前の土方さんの気持ちがかなり影響しているってことですか?」

土「はい。物凄くあります。打てるときと、打てないときの私の気持ちが全然違うのですね。」

コ「なるほど。自信を持って打っているときって、一番最初から自信があったのでしょうか?」

土「いえ、自信はありませんでした。例えばバックハンドは、最初、全然打てなくて、どうして打てないのかとしばらく悩みました。ところがある時から、バックハンドに自信がもてるようになったのです。」

コ「自信がもてるようになったきっかけって覚えていますか?」

土「きっかけは思い出せないのですが、コーチに私のバックハンドは回転がかかっていて、いいバックハンドと言われたことが、自信につながっています。」

コ「全然打てなかったバックハンドが、今は自信があるほどになったんですね。
その間、どんなことを試したのですか?」

土「まず、自分に合った打ち方を探そうと思いました。
肘を伸ばして構えたり、肘を曲げて構えたり、いろいろ試して、どういう打ち方が自分に合っているのかを毎回のレッスンで探ってきました。
あとは、コーチのアドバイスを良く聞きました。」

コ「なるほど。自分でいろいろ試されたのですね。」

土「そうです。いろいろ試しましたね。肘も痛めましたけど・・・。」

コ「どのくらいの期間かかったか覚えていますか?」

土「テニスを始めてからですから、2年はかかったと思います。」

コ「なるほど。ここまで話してみて、何か思ったこと、気付いたことはありますか?」

土「私、焦っていると思いました。バックハンドのときは、気長にやっていたのに、今はとても焦っているのです。」

コ「それはどうしてですか?」

土「上のクラスにあがりたいからです。
バックハンドのときは、上のクラスにいきたいなんて思っていなかった・・・と言うよりも、他のことで腹が立っていて、今のクラスで上級レベルになってやる~って思っていましたから。」

コ「どうして上のクラスにあがりたいのですか?」

土「上手い人たちと打ちたいからです。後は、一番上を目指したいのですね。」

コ「上を目指すために、今、土方さんに最も必要なことって何ですか?」

土「焦らずに、コーチに言われたことを確実にやることだと思います。」

コ「他には?」

土「毎回のレッスンで、自分が納得のいくボールを沢山打てるようにすること。」

コ「そのためには、どうしますか?」

土「自分の課題を明確にします。そしてステップを1つずつ踏んでいくようなテーマを考えます。」

コ「今、思いつく限りのステップを話して頂けますか?」

土「まずは、理想の打ち方を何度もイメージすること。
そして、速いボールを打つのではなく、きちんとしたフォームで安定したボールを打つこと。
あっ!やっぱり、私、焦っていたんだなと思いました。
毎回トップスピンで物凄く速い球を打とうとしていたんですよね。
それだと、肘を痛めてしまいます。
打ちたい方向へ打ちたいボールが確実に打てるようにすることを、しばらくやってみます。」

コ「ここまで話してみて、どうでしたか?」

土「自分の癖が思い切り出ていましたね。早く何とかしたいという癖。焦ることでもないのに・・・恥ずかしい。
1つ1つ丁寧にやっていきます。
上手くいったときって、地道にコツコツやってきたんですから。」

コ「土方さんなら、やれますよ。」

土「ありがとうございました。」

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これは1つの事例です。

このテーマの場合、コーチの質問を変えることで、また違ったコーチングに持っていくことができます。

それが、コーチングの良さです。

コーチングに良い悪いはありません。

答えも1つではありません。