2012-10-08

自分でも気付いていない可能性を引き出す

おはようございます。土方良子です。

ICF国際コーチ連盟マスター認定コーチ資格試験のために、クライアントさんたちにお願いして録音させてもらったデーターが、私の勘違いで録音がきちんとできていなかったのは、先週のこと。

物凄くショックだったのですが、これもきっと何か意味があるはず!と気持ちを新たに再びクライアントさんたちにご協力を頂いて、録音させて頂きました。

あ~やっぱり意味があったのです。

先週コーチングのトレーニングに行って、マスターコーチとはどういうコーチングをするのかというのを振り返りました。

私はまだまだ自分が聞きたい事をクライアントさんに聞いているな~と反省。

もっとクライアントさんの力を信じて、私が誘導することのないように質問をしようと、早速質問集を新たに作りました。

お一人お一人クライアントさんのことを考えて質問を用意しました。

その質問集を手元に置き(いつも質問集は手元にたくさん置いていますよ)早速コーチング。

クライアントさんの声、暗くて重い。

いろいろ質問をしても、なかなか考えがまとまらないよう。

今までだったらもっと具体的に絞って聞いていたのですが、あえてそれをやめ、全てをクライアントさんに決めて頂くように質問にしました。

そしてある質問を投げたとき、クライアントさんは沈黙になりました。

長い沈黙です。

あまりの長さに私は思わず

「今、何を考えていらっしゃいますか?」

と言葉が出そうになった時、クライアントさんが明るい声で、ばあ~~~~~~っと一気に話し出しました。

それは今までのコーチングで全く話していなかった違う視点からの内容でした。

私自身、この沈黙の時間に、そこに気づいたなんて凄い!と鳥肌がたってしまいました。

その時に私は思いました。

今まで私がしていた質問は、私の中にある程度こうなるだろうとか、こういう答えが返ってくるだろうと予測をしながら質問していたと。

コーチが聞きたい事を聞いている質問なのです。

今回の質問は、クライアントさんが何をどう答えるのかまったく見当がつかないところから質問をしていました。

これがニュートラルに聞くということなんだなと実感しました。

録音が台無しになったおかげで、素晴らしいコーチングセッションの録音が出来ました。

コーチングって、やればやるほど奥が深いですし、クライアントさんも気付かない可能性を引き出せるんだと改めて実感しました。