2013-04-02

数値化は何のため?

おはようございます。土方良子(ひじかた よしこ)です。

「土方さん、テニスは上手くなりましたか?」

と聞かれたら、私は

「いいえ、全然上手くなっていません。」

と答えます。

「では、理想の状態を100点としたら、今はどのくらいですか?」

「う~ん、10点か20点くらいかな・・・。」

「10点か20点なのですね。あとの80点、何します?」


待った~!!!


このような会話がCTP(コーチトレーニングプログラム)クラスでされていたときのことです。

私はいつになったら、100点になるのでしょうか。

たぶん、一生100点にはならないでしょう。


数値化の質問って、コーチングではよく使われます。

ほとんどがこのパターンで使われます。


私が使うなら、こうやって使います。


「今の土方さんのテニスに100点を出すとしたら、どんなところに出せますか?」

「練習を休まず頑張っているところ。
コーチに言われたところを意識してやっているところ。
集中してやろうと思っているところ。
相手が取りにくいローボレーが打てるようになったところ。
スライスが以前よりも上手くなったところ。
いろいろな打点で前よりも自信をもって打てるようになったところ。」

出てくる、出てくる。


理想を100点として数値化させたら、理想が超高い私の場合、当然現状の点数は低いのです。

そのギャップを見て、ますます遠い道のりで、全然上手くならないと思ってしまいます。

数値化の質問をする場合、相手によって使い方を変える必要があります。


責任感が強い人、目標が高い人、能力の高い人、最上志向の人は、自分への評価が厳しい傾向にあります。

その人に変化成長を聞いても、「まだまだ。」とか「できていません。」と答えるのはわかりきっていますね。

だからこそコーチはどういう意図でその質問をするのか。

そこが効果的な質問か、そうでないかの分かれ道になります。